衣類

以前、ユーチューブで、シャツを裏返しに着ている著名な学者をみた。

「忙しいので着るものに手間をかけたくない。裏表の区別がない衣類を作ってほしいので、お願いの意味をこめてこうしている」とのことだった。

 

昨日、あるメーカーが、裏表の区別がないTシャツを制作すると発表している記事を読んだ。

 

育児書に、「洗濯物を外干しするときは、衣類に虫などがつく恐れがあるので、裏返しに干して、取り込んんでたたむときに注意深くみるように」と書いてあった。

その時から、子どもだけでなく、家族全員の洗濯物を裏返して洗濯機に入れるようにしている。

 

最近、夫が着替えに不自由するようになったので、裏表、前後左右の区別がない衣類の需要はあるのだろうと気が付いた。

 

デザインより、軽くてやわらかくて程よくフィットする衣類を求めている私は、人類が進化の過程で体毛を薄くしたことを残念に思っている。

自前の毛皮を着ていたら、衣類のことで余計な手間をかけなくてすむ。