今、が問題

ラジオの深夜放送を拝聴して元気をもらっている。

恵まれた環境で育ち、学問や芸術分野で花開き、大勢の人の役に立っている人。

逆境を逆手に取り、社会活動やビジネスに生かした人。

ひたすら好きなことを追求して、充実した人生を過ごした人。

共通することは、高齢になっても続けていることである。

過去の経過を話しているだけではなく、現役だということ。

 

ネットの記事に、高齢者介護の辛さは、シモの世話より、恨みつらみ愚痴話を延々と聞かされることだと書かれていて、同感した。

介護されている人は、いまの、自分の毎日の暮らしを辛いと感じているから、過去の愚痴を言うのだと思う。

 

私も夫の介護をしているが、今のところは、夫が「おいしい」と笑顔で食事をし、ぼんやりしか見えないし、音は全く聞こえないテレビでも、黙って眺め、機嫌よく暮らしているので、ひどいストレスを抱え込むことはない。